Superendroller LIVE "scene05"

365日、36.5℃

(Photo : 石田真澄)

日時:2019年10月30日(水)〜11月4日(月) at すみだパークスタジオ倉
脚本・演出:濱田真和      /    主題歌:「リッケンバッカー」リーガルリリー

キャスト
三宅亮輔、小西桜子、田本清嵐、樋井明日香、菅原健
勧修寺保都、白磯大知、太田唯、金井浩人、濱田真和

本公演は終演しました。沢山のご来場、ご声援、誠にありがとうございました。

Story


「目え、変えたい」


学生時代、同じ団地に住む大好きな先輩が謎の自殺をした。
その先輩は、好きな人の、好きな人だった。
許せなかった。

3年後、自殺した先輩にどことなく似た、転校生がやってきた。
変わった奴だけど、少しずつ仲良くなっていった。
そしてそいつは、好きな人の、好きな人になった。
仕方ないと思った。

でもある日、その友達は、担任の女教師の顔面を蹴り飛ばして、
追いかけた好きな人と一緒に、交通事故を起こした。

「あいつはなぜ、あんなことをしたのか?」
「俺はなぜ、あの時、止められなかったのか?」
「あいつは今、何をしているのか?」

そして7年後・・・少年は沢山の後悔を抱え、青年となり。

ある日、青年はかつての親友たちに偶然再会する。
そして青年の止まっていた時間は、親友たちによって動き出していく・・・



理想と現実/生と死/わからない、わかりたい/会いたい、会えない

そんな狭間で揺れながら、「なんで?」と嘆きながら、
現代を懸命に生きる人々の姿を描く。

記憶を辿りながら、他者の気持ちを想像する、青春群青劇。